2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

学園/アジール

《人間をその出自からも、身分からも、階層からも、信教からも解放し、その差別意識を廃し、知的閉域からの自由を得させるための「逃れの街」、「アジール」であるというのが学校の重要な社会的機能の一つではないのか。》(http://blog.tatsuru.com/archive…

http://i-sunday.net/diary0502.html#23 ヴィクたんは僕の脳内ではちゃんとしわがれた声で喋りますよ? あの声はたぶんパイプと同程度かそれ以上に重要なので、なにせ灰色狼ですから。 僕の脳内のイメージに似たものを現実に探すと、宮崎アニメの老婆、水原…

ビートたけし『仁義なき映画論』より

air

発掘したので引用します。 《尾道ロケってことで、絵葉書のようなカットがいろいろあるけれど、あんな景色にオレは、なんの魅力も感じない。映像に対する感覚がオレと全然違う。(……)オレが今撮っている映画もほとんどロケだけど、どの町と特定できるような…

http://d.hatena.ne.jp/tdaidouji/20050212#p1 私はそんな突拍子のないことは書けません。やまうちさんならともかく……と思ったけれど見つからない。 ついでに思いついたことを記しておくと、最近私は『あの夏、いちばん静かな海』と『菊次郎の夏』を観たのだ…

涼元悠一は、『AIR』のラストについて質問してくるひとに、リチャード・バック『イリュージョン』をもって答に替えたというけれど、僕としては、内田樹「邪悪なものが存在する」(『期間限定の思想』)でもいいんじゃないか、という気がするがどうか。 《私…

メージュの志茂文彦インタビュー。つまりTV版AIRの。先月の監督の談話よりは、わかってる感じ。 ただ、気になるのは、美凪は夕暮れ、佳乃は星空、観鈴は青空、とそれぞれ領域を分け合っていて重ならないようにした、といった部分。基準はヒロインが重要な告…

2/4の日記を編集中に、間違って削除してしまいましたとさ。 ……… …… … なんとか復活。 ところで「〜しまいましたとさ」というフレーズは遠野さんに借りた。がっくりした時は昔話口調で落ち込むとよい。

平野今木の50冊

で、俺を呼んだかい? というわけで揃えてみた。強いていえば、俺が世界と戦うための砂糖菓子の弾丸、あるいはドン・キホーテの面頬。時として、弱虫の泣き虫小僧の不良少年の手*1、とかまあそんなものだと思う。「実弾」なんて言い出したら負け。「どんな個…

「〜の50冊」まとめ

転叫院さんの50冊 読んだことがあるのは22冊。 (「屋根裏の散歩者」「ラカンの精神分析」「はじめての構造主義」「実存からの冒険」「逃走論」「方舟さくら丸」「現代思想の冒険」「虚構の時代の果て」「檸檬」「トカトントン」「10月はたそがれの国」「…

「長門有希の100冊」ほか

(2/11改訂。編集中に一度うっかり削除してしまったので、トラバとかコメントとかはアレなことになってます。id:jituzonさんに『こんにちは。私とは一冊しか被ってなかったのでちょっと寂しいであります。』とのコメントと、http://d.hatena.ne.jp/jituzon/2…