ヤマグチノボル『ゼロの使い魔』 人名出典一覧(改)
唐突に。とっくに誰かやってるかと思ったけれど、Web上に見当らなかったので自分で作ってみた。
どうやら一部を除いて17世紀ヨーロッパの実在の人名、というか『ダルタニャン物語』に出典を持つようだ。
かなり適当なのであまりあてにしないで下さい。なにしろ手許には角川文庫版の『三銃士』しかない。すなわち第一部のみである。どうやら講談社文庫版は絶版になっており、復刊はなったものの一冊2100円とあっては、赤貧洗うがごとき我が身ではちょっと手を出しかねる。岩波文庫あたりで出してくれないかしら。ほんとに。ふんとに。
よって以下、第二部『二十年後』、第三部『ブラジュロンヌ子爵』についての記述はもっぱら下記サイトによった。
また、17世紀ヨーロッパの歴史背景については、「変身のための起源論」の、「『三銃士』で読む17世紀」が参考になった。
なお、登場人物の分類はゼロの使い魔 - Wikipediaを踏襲した。
8/23、大幅に修正。以降、随時更新予定。
各見出し以下には、まず『ゼロの使い魔』中の役柄を、つぎに「・」ではじまる項目で各キャラクター名の出典と思われるものを知りえた範囲で記した。
トリステイン魔法学院の人々
- ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
- ヒロイン。
- ・『ゼロの使い魔(3)〈始祖の祈祷書〉』の「あとがき──史実のルイズ・フランソワーズ」を参照。またゼロの使い魔 - Wikipediaに既に記載がある。
- 平賀才人
- 主人公。
- ・江戸中期の才人・平賀源内からだそうです。
- ・《才人の名前の由来については、宝島社「ライトノベルキャラクターズ完全ファイル」で作者本人がコメントしています。引用→「ゼロの使い魔の才人は最初、科学が得意な少年ということで設定しました。博士タイプですね。そんなわけで、名字の”平賀”は平賀源内からとりました。才人は”さいじん”という想いを込めて。とにかく頭のいい科学発明少年的キャラだったわけです。」》(ますべ氏のコメントより)
- ・江戸中期の才人・平賀源内からだそうです。
- ガンダールヴ
- 平賀才人の使い魔としての名。
- ・北欧神話の小人の名から。
- デルフリンガー
- 才人の剣。
- ・17世紀のドイツの将軍、また巡洋艦の名。http://hush.gooside.com/name/d/De/Derfflinger/Derfflinger.html
- シエスタ
- エロメイド。
- ・《通りすがり 『シエスタは普通に「昼寝」って意味じゃないですかね。「休みの日は昼寝ばかりしている」とか言ってましたし。』》
- マルトー親父
- 学院の料理長。
- ・第二部『二十年後』に登場。http://www.cac-net.ne.jp/~louis/darstory/story/dar3.htm「マルトー親父の後継者のパテの中には?」
- キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー
- 微熱。惚れっぽい。
- ・エカテリーナ二世のドイツ時代の名、ゾフィー・アウグスタ・フレデリーケ・フォン・アンハルト-ツェルプストからか。またエカテリーナ二世は多くの愛人がいたことで知られる。
- ・「キュルケ」はおそらく『オデュッセイア』に登場する魔女キルケ。一応、『三銃士』にミレディーを魔女シルセ(キルケ)に喩えるくだりがあるといえばある。
- ・エカテリーナ二世のドイツ時代の名、ゾフィー・アウグスタ・フレデリーケ・フォン・アンハルト-ツェルプストからか。またエカテリーナ二世は多くの愛人がいたことで知られる。
- スティックス
- キュルケの(元)恋人のひとり。6巻で従軍。
- ・ギリシャ神話の三途の川?
- エイジャックス
- キュルケの(元)恋人のひとり。
- ・アジャクス(ギリシャ神話の英雄)。『三銃士』に、ダルタニャンが会って間もないポルトスをとりあえずアジャクスだと考えることに決めるくだりがあるといえばある。第七章「それまでは、アトスはあのアシルのように、ポルトスはアジャクスのように、アラミスはジョゼフのように、考えておくことにした」(竹村猛訳)。
- ペリッソン
- キュルケの(元)恋人のひとり。一巻では窓から落とされたが5巻ではキュルケと踊っていた。美形らしい。6巻の従軍メンバー。
- ・第二部『二十年後』の登場人物。http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/ha.html#he
- トネー・シャラント
- キュルケへの復讐(恋人をとられた)グループのリーダー格。
- ・『二十年後』に登場。後のモンテスパン夫人アテナイス。http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/ta.html#%83g%83l%81[
- ・ちなみに、「あとがき──史実のルイズ・フランソワーズ」で触れられているモンテスパン夫人です。参考:モンテスパン侯爵夫人フランソワーズ・アテナイス・ド・モルトゥマール - -Wikipedia
- ・『二十年後』に登場。後のモンテスパン夫人アテナイス。http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/ta.html#%83g%83l%81[
- マニカン
- キュルケの(元)恋人のひとり。
- ・第三部『ブラジュロンヌ子爵』の登場人物。http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/syuyou3.html#%83}%83j%83J%83%93
- ギムリー
- キュルケの(元)恋人のひとり。
- タバサ
- キュルケの親友。神秘的な無口系。読書好き。
- ・魔女といえばタバサ、であるわけですが、これは『奥様は魔女』のサマンサの娘がタバサである、というのが最初ということでよろしいのでしょうか。
- シャルロット
- タバサの本名。オルレアン家らしい。父親はガリア王ジョゼフの王弟、オルレアン公。
- ・よくある名前だが、ミレディーの別名のひとつにシャルロット・バクスンというのがあるといえばある。
- 《オルレアン家のシャルロットというと↓この人ではないですかね http://fr.wikipedia.org/wiki/Charlotte-Agla%C3%A9_d%27Orl%C3%A9ans_%281700-1761%29 リンク先によるとルイ十四世の弟のフィリップ・ドルレアンの三女のようです》(あう氏のコメントより)
- ・『ダルタニャン物語』で言及されていそうな範囲で探すと、ルイ十四世の王弟オルレアン公フィリップ一世の二番目の公妃がエリザベート・シャルロッテ(リーゼロッテ)。またオルレアン公フィリップ二世の三女にシャルロット・アグラエ。http://homepage1.nifty.com/t-kubo/World/Hugues/Orleans/orleans01.htm
- ・タバサの父親についていえば、暗愚な(というか発狂した)兄と王位継承圏を争うも暗殺される、という点では百年戦争時のオルレアン公ルイを思わせる。いや、普通にルイ十三世(『三銃士』では思いっきり暗愚)の弟ガストン・ドルレアンでもいいんだけど。
- ・よくある名前だが、ミレディーの別名のひとつにシャルロット・バクスンというのがあるといえばある。
- ・魔女といえばタバサ、であるわけですが、これは『奥様は魔女』のサマンサの娘がタバサである、というのが最初ということでよろしいのでしょうか。
- ヴィリエ・ド・ロレーヌ
- タバサに風勝負で負けたひと。
- ・シュヴァリエ・ド・ロレーヌ(『二十年後』)? 「ヴィリエ」といえばバッキンガム公ジョージ・ヴィリエだけど。
- ギーシュ・ド・グラモン
- キザ兄ちゃん。
- ・名の出典・モデルともに『二十年後』以降に登場するギーシュ伯爵アルマン・ド・グラモンであると思われる。http://www.cac-net.ne.jp/~louis/darstory/character/Guiche.html、http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/syuyou1.html#%83M%81[%83V%83%85。
- ・ちなみに、父親のほうは『シラノ・ド・ベルジュラック』のド・ギッシュ伯爵、子ギーシュはデュマ・フィス『椿姫』のアルマンのモデル、らしい。
- ・名の出典・モデルともに『二十年後』以降に登場するギーシュ伯爵アルマン・ド・グラモンであると思われる。http://www.cac-net.ne.jp/~louis/darstory/character/Guiche.html、http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/syuyou1.html#%83M%81[%83V%83%85。
- モンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシ
- モンモン。
- ・アトスの正体がラ・フェール伯爵、その家名が「ダンドロ家とかモンモランシー家というような家柄」(『三銃士』二七章)、というのがあるといえばある。「マルガリタ」は不明。
- ケティ
- 青銅のギーシュの浮気相手。
- ・『三銃士』のミレディーの小間使いの名。
- マリコルヌ・ド・グランドプレ
- ふとっちょ。6巻までフルネームが出なかったような気がする。
- ・「マリコルヌ」は第三部『ブラジュロンヌ子爵』の登場人物。
- オールド・オスマン
- ダンブルドア。
- ・《人名でオスマンと言えば、ナポレオン3世の治世にパリの町並みを改造した、ジョルジュ・オスマンという人物が居ます。》』
- ・一応、『ダルタニャン物語』の時代のイスラム圏といえばオスマン帝国。
- ・《人名でオスマンと言えば、ナポレオン3世の治世にパリの町並みを改造した、ジョルジュ・オスマンという人物が居ます。》』
- ミス・ロングビル
- オスマンの秘書。
- ・フロンドの乱の指導者のひとり、ロングヴィル公爵夫人。『二十年後』に登場。
- フーケ
- なぞの怪盗「土くれのフーケ」。
- ・ルイ十四世の財務卿。第三部『ブラジュロンヌ子爵』に登場。
- マチルダ・オブ・サウスゴータ
- 土くれのフーケの本名。
- ・フロンドの乱の指導者のひとり、ロングヴィル公爵夫人。『二十年後』に登場。
- コルベール
- 炎蛇。
- ・ルイ十四世の財務総監。第三部『ブラジュロンヌ子爵』に登場。
- ・ちなみにコルベール家の家紋は蛇であるそうです。http://ogion.web.fc2.com/diary0512.htm
- ・ルイ十四世の財務総監。第三部『ブラジュロンヌ子爵』に登場。
- シュヴルーズ
- 赤土。
- ・シュヴルーズ公爵夫人。当時の有名な陰謀家だそうです。『二十年後』『ブラジュロンヌ子爵』に登場。『三銃士』ではアラミスの想い人。
- ギトー
- 風最強説信奉者。
- ・『三銃士』『二十年後』に登場。
トリステイン王国の人々
- アンリエッタ
- 姫さん。
- ・ゼロの使い魔 - Wikipediaを参照。
- マリアンヌ太后
- アンリエッタの母后(王太后)。
- ・ルイ十三世の母后マリー・ド・メディシスと、ルイ十四世の母后アンヌ・ドートリッシュの合成?
- アニエス・シュヴァリエ・ド・ミラン
- 銃士隊隊長。
- エレオノール
- ダイ姉ちゃん。ルイズの天敵。
- バーガンディ伯爵
- 「もう限界」。
- カトレア
- ちいねえさま。
- ジェローム
- ラ・ヴァリエール公爵の執事。
- マザリーニ
- 枢機卿。
- ・イタリア出身のマザラン枢機卿のイタリア名、ジュリオ・マザリーニから。『二十年後』『ブラジュロンヌ子爵』に登場。
- リッシュモン
- アルビオンと通じた高等法院長。ダングルテールの虐殺の首謀者。
- ・百年戦争時のフランスの大元帥から?
- フィリップ三世
- アンリエッタの何代か前のトリステイン王らしい。
- ラ・ポルト
- アンリエッタの思い出話に出て来る侍従。
- ・『三銃士』でアンヌ・ドートリッシュに味方する侍従。ボナシュー夫人に「コンスタンス」と名付けたひと。
- ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド(ワルド子爵)
- ルイズの婚約者。「風」のスクエア。
- ・「ワルド子爵」は『ブラジュロンヌ子爵』に登場(フルネームは未確認)。『三銃士』のワルド伯爵の息子。
- ラ・ラメー
- トリステイン艦隊司令長官。
- ・http://julius-caesar.vis.ne.jp/dartagnan.htm
- ・http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/ra.html#ra
- ・http://julius-caesar.vis.ne.jp/dartagnan.htm
- フェヴィス
- トリステイン艦隊旗艦『メルカトール』艦長。
- ド・ヴィヌイーユ
- ギーシュが配属された独立銃歩兵大隊の大隊長。
- ロッシャ、ラ・シェーヌ
- 連隊長。
- ナヴァール
- 連隊長。
- ・ナヴァール王国からか。ナバラ王国 - Wikipedia、アンリ4世(フランス王) - Wikipedia。また、ポルトスは祖父がナヴァール王時代のアンリ4世の宮廷に職を持っていた名家の出。
- ニコラ
- ド・ヴィヌイーユ独立銃歩兵大隊・中隊付軍曹。中隊長となったギーシュを補佐する。
- オリビエ・ド・ポワチエ
- アルビオン遠征軍総司令官。
- ウィンプフェン
- アルビオン遠征軍参謀総長。
- モランジュ空尉
- マリコルヌの配属先の当直主任。
- ジュリアン
- マリコルヌの配属先の少年兵。シエスタの弟。
- ギンヌメール
- トリステイン第二竜騎士大隊隊長。
- ・第一次世界大戦時のフランスのエースパイロット、ジョルジュ・ギンヌメール。
- ルネ・フォンク
- トリステイン第二竜騎士中隊隊長。
- ・第一次世界大戦時のフランスのエースパイロット。
- アッシュ・ペンドルトン
- ルネ・フォンクの副官。赤毛の少年。
- ジルベール、セヴラン
- 第二中隊の双子の竜騎士。没落貴族の出。
- フェルナン
- 第二竜騎士中隊のおとなしい少年。
- ・『モンテ・クリスト伯』のフェルナン?
- スカロン
- 『魅惑の妖精』亭の主人。
- ・『二十年後』に登場するスカロン神父か。また十七世紀の滑稽・諷刺文学の作家。 http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/sa.html#su
- ・ラ・ヴァリエール嬢の関係者にスカロン夫人がいる。『二十年後』に登場。
- ・『二十年後』に登場するスカロン神父か。また十七世紀の滑稽・諷刺文学の作家。 http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/sa.html#su
- ジェシカ
- スカロンの娘。『魅惑の妖精』亭の女給。
- マレーネ
- 『魅惑の妖精』亭の女給。
- ジャンヌ
- 『魅惑の妖精』亭の女給。
- チュレンヌ
- 『魅惑の妖精』亭を訪れる徴税官。
- ・テュレンヌとも。17世紀フランスの名将。三十年戦争、フロンドの乱で活躍したことで有名。たぶん『二十年後』『ブラジュロンヌ子爵』に登場するはず。
- ヴィットーリア
- ロマリアから弾圧を逃れてダングルテールへとやってきた新教徒。ダングルテールの虐殺の口実にされた。
その他
- ジュリオ・チェザーレ
- 美形のロマリア神官。オッドアイ。ヴィンダールヴ候補最右翼。
- ・ユリウス・カエサルのイタリア語読み。また、イタリアの戦艦の名。
- ・http://julius-caesar.vis.ne.jp/dartagnan.htm
- ・ユリウス・カエサルのイタリア語読み。また、イタリアの戦艦の名。
- ウェールズ・テューダー(プリンス・オブ・ウェールズ)
- アルビオンの王子様。
- ・アルビオン - Wikipedia
- ・プリンス・オブ・ウェールズ - Wikipedia
- ・『二十年後』『ブラジェロンヌ子爵』には(もと)プリンス・オブ・ウェールズのチャールズ二世が登場する。http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/syuyou2.html#%83%60%83%83%81[%83%8B%83Y2
- ・役どころはむしろチャールズ一世(そしてバッキンガム公ジョルジュ・ヴィリエ)か。
- ・プリンス・オブ・ウェールズ (戦艦) - Wikipedia
- ・デルフリンガー、ジェリオ・チェザーレ、エカテリーナ二世(キュルケの項を参照)、エイジャックス、ホーキンス等も巡洋艦・戦艦名ネタの可能性あり。
- ・アルビオン - Wikipedia
- ジェームス一世
- ウェールズの父王。
- ・清教徒革命により処刑された英国王チャールズ一世の父親で前王。
- オリヴァー・クロムウェル
- もと司教。『レコン・キスタ』総司令官としてアルビオンに革命を起こし、神聖アルビオン共和国を樹てる。神聖皇帝。
- ・護国卿。第二部『二十年後』は清教徒革命の時代。
- シェフィールド
- クロムウェルの秘書。
- ・『三銃士』に登場のイギリス貴族、シェフィールド男爵(ウィンター伯爵)。ミレディーの夫として登場、というよりミレディーがシェフィールド男爵夫人として登場する、というべきか。
- サー・ヘンリ・ボーウッド
- 『レキシントン』艦長。
- ホレイショ
- ボーウッドと共に捕虜になったアルビオン貴族。
- ・といえば普通は『ハムレット』だが、ここはおそらくネルソン提督だろう。
- サー・ジョンストン
- アルビオン艦隊司令長官。
- ホーキンス
- アルビオン閣僚。
- ・《16世紀英国の海軍軍人。ドレークと共にスペインの無敵艦隊を破った。》(海軍大将 - Wikipedia)
- ・ホーキンズ級重巡洋艦。http://military.sakura.ne.jp/navy3/uk_hc-hawkins.htm
- ・《16世紀英国の海軍軍人。ドレークと共にスペインの無敵艦隊を破った。》(海軍大将 - Wikipedia)
- メンヌヴィル
- 白炎。
- ・『ブラジェロンヌ子爵』に登場。http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/ma.html#me
- ジャン、ルードヴィヒ、ジェルマン、ジョヴァンニ、セレスタン
- メンヌヴィルの部下。 ・セレスタンはhttp://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/sa.html#se
- アルブレヒト三世
- アンリエッタと結婚するはずだったゲルマニア皇帝。
- ・ハプスブルク家のオーストリア公(1349-1395)
- ペルスラン
- タバサの実家の執事。
- ・『二十年後』に登場。http://www17.plala.or.jp/coasa34agnan/atoz/jiten/ha.html#he
- ハルデンベルグ侯爵
- アルビオン遠征軍のゲルマニア軍司令官。
- 佐々木武雄
- 海軍少尉。シエスタのおじいちゃん。
- ・もしかして、これ? 陸軍大尉だけど。 ・奥村武雄(日本海軍の撃墜王)かも。
- ティファニア
- 胸革命。
- ジム
- ティファニアの胸を狙うガキ。
- ジョゼフ
- 美貌のガリア王。傍目には暗愚とも精神異常ともとれる言動を繰り返す。
- ・8巻のエキセントリックな言動は『三銃士』のルイ十三世っぽい、といえなくもない。
- ・ガリア=フランスだとすると、発狂したフランス王、としては百年戦争時のフランス・ヴァロワ朝シャルル六世が知られるところである(「タバサ」の項も参照)。
- ・8巻のエキセントリックな言動は『三銃士』のルイ十三世っぽい、といえなくもない。
- モリエール夫人
- ジョセフ好き好き。
- ・そりゃ、モリエールといえばねえ。
- ブリミル・ヴァルトリ
- 始祖。
- ・「ブリミル」は古エッダ『巫女の予言』第九節に登場する巨人の名。「騒ぐ者」の意。北欧神話の創世の巨人ユミルの別名。「ヴァルトリ」はフランスの地名?