Comic Baton

ニャルさんから
Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)
 本棚には無し。というか、本棚持ってない。
 冊数は把握していないが、二百未満だと思う。
Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)
中村光荒川アンダーザブリッジ
 荒川河川敷から一歩も出ることなく続く。とにかく一面に草が繁っていて目の前に川面が見える。
 アオリが確か「下町電波系コメディ」で、変な人たちが独自のコミュニティ作ってそれなりにやっていけてしまっている、というのは好きなパターンです。荒川河川敷には教会も牧場もあって、まったく国は何をやっているんでしょうか。
・KEY/桂遊生丸AIR
 少女マンガ版AIR。近頃の少女マンガはこんなにきれいじゃないかもしれないけれど。 
The last comic I bought (最後に買った漫画)
・KEY/桂遊生丸AIR』(1)
Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)
桑田乃梨子「漂泊の貴公子」
高河ゆん『飢餓一族』
あずみ椋『ミステリオン』
 古ぼけたフィクションやら、口から出まかせの嘘やら、実際には存在しなかった出来事の幸せな記憶やら、まあそういったものが救いになる、という話にはどうしても弱い。「漂泊の貴公子」は童話みたいな本の王子様が目の前に出てきて説教したり弱音を吐いたり(このへんが桑田乃梨子)、してるうちに男の子に手紙が書けるようになる話。『飢餓一族』は、嘘かホントかわかんない変なことばかり言う男と、彼の話に、とってつけたようなハッピーエンドを強引にひっつけちゃう女の子の話。何も高河ゆんでこれ選ばなくても、という気はしなくもないが個人的な思い入れってやつで。『ミステリオン』は錬金術と秘儀と秘密結社といい男といい男の繰り広げる華麗なる一篇。優しい師匠と苦労性の友人のおかげで400年ぐらいかかってまわりくどく幸せをつかむ話、かも。いや、埋もれさせるに惜しい正統派錬金術マンガなんですが。錬金術の目的は霊的完成であり、であるがゆえに主人公が己の魂の欠損を埋めるために秘術に手を染める、というのがあまりに正しい。
征矢友花トッペンカムデンへようこそ
 普通に好きなマンガ。つまり、特に思想信条的な含みもなく。
 トッペンカムデン、という語感とか、描線とか、書き文字とか、プリンセスコミックスの紙質とか、そういうものの醸し出す空気とか全部。
・KEY/桂遊生丸AIR
 いくらか肉付けが足りない(詰め込みすぎ)の感はあるが、時折噴出する突き抜けた叙情性に圧倒される、といった。
 つまんないことを言うと、あの堤防は海側がけっこう落差がなくてさ、そこを彼女は両手を広げて飛び降りたりする。それで勢い余って海に飛び込んだり(で制服べとべと)、あるいはこけて落っこちて砂まみれになったり、まあそういうマンガです。
Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
 パス。