2006-02-21から1日間の記事一覧

杉井光『火目の巫女』

淡々とした筆致で語られる純和風異世界ファンタジー。オビの橋本紡の評言に「電撃らしくない」とあるが確かにそうで、思い出したのは荻原規子の勾玉三部作と、それから後宮小説あたり。 久々に和風ファンタジーの雰囲気に耽溺することができた。ひとつには登…