『リーンの翼』#1

 も、もう何がなんだか。ううん、いやじゃないけど。
http://d.hatena.ne.jp/motonaga/20051210

初っぱなから色んな陣営がガチャガチャ動いてて状況がよく判らなかったけれど、とてもグルーヴ感があって愉快痛快。アニメってこうあるべきですよね。スカラーはいいんだ、ベクトルを感じろ! みたいな。問答無用で首根っこを捕まれたような感覚が良い。多分これ原作知らない人の方が楽しめるはず。

 とはいえ、固有名詞や特殊な名称はしつこく繰り返されるので、しばらく視聴していればなんとなく状況はつかめてくる。けっこう親切。
 あと異世界モノにおける言葉の問題について。要はテレパシーで解決、なんだけど、空気の振動や聴覚に依存しない結果何が起こるか、何が可能かまたは不可能か、といった部分がきっちり出ていて良かった。