リピュア(ストーリーズ)#10〜13

 #10-a。咲耶は切羽詰ってるんだけど、春歌はなんか余裕があるねえ。自足しているというか。ないものねだりはしない子なのかしら。サムライが主君に求めるものなどあるものか。あるいは、騎士の恋愛は姫君に何も求めない。なんで春歌の話ばかりしてますか。

 #11-a。存在意義が見当たらぬ話、咲耶はけっこうあわてんぼさんで可愛いのであるが。ウニメ#7の冒頭でうっかりシーツを被ってしまうのとかちょっと思い出すわけで。
 朝食が和食。そういえばあの亞里亞の病人食が梅粥だったりしました。微妙に和風が入るね。

 #12-a。何これ。

 そして#13、最終話。おお、Bパートがある。
 「高いところにいらっしゃるかた! みんなの喜ぶ顔が見たいんです」。わりとこれだけで満足。その一言が聞きたかった!  あれですね。『クビキリサイクル』でいーちゃんが玖渚を好きって言うひとことが聞きたくてしょうがない人がいましたが、あの気持ちですかね。あと、これだと千影ルートのような気が。
 三浦兄はどうも抑制が効きすぎていて、「動ずる」とか「奔走する」といった選択肢が封じられている気がするのさ。それでも咲耶話のあたりでだいぶ緩んで来たので、そろそろ来るだろう、という予感がなくもなかったけれど。

 迎える妹たちについては、まあみんなで示し合わせた通りにやってるんだろうから、いかにもお芝居めいているのは当り前か。クリスマスに学芸会はつきものだろう?

 確かに、認識して、受け容れて、それでも微笑みかけるシークエンスは欲しかった気がしマス。ウニメ#9で兄が泳げないと知った衛の反応を思い出しました。

 兄の失策を認識した妹たちがどう反応するか、というのを12通り考えてみたりした(しのぶさんの感想に触発されて)のですが、さすがにここに書くのは恥ずかしいね。試しに想像してみたら衛の反応がいちばん黒かったので、つまり兄にも欠点があったことに本心から安息を覚えかねない奴だと僕に思われてるらしいですが、だということは俺は衛が好きなのかと思った。自己投影か何かなのかねこれ。君もやってみよう。客観的にみて「黒い」かどうかじゃなくて、君が「黒い」と思ってしまうかどうかが肝心。それこそがマイシスターと呼ばれるべき存在だ。という仮説。