http://d.hatena.ne.jp/kaien/20040911#p2
http://www.creator.club.ne.jp/~jagarl/diary200202b.html#2002-2-20-3

《というか、あれか。文章のデータベース化も進んでいるから、作者が読者に好きな文章の断片を提供することで読者はデータベースの要素としてそれを受け取り、勝手に萌えることができるのか。 そして、会話文は読者が補完可能である(あるいは妄想可能=自分で容易に「物語」を偽造可能) であるがゆえに変化は急速に起きた。これからは地の文も変化していく。なんてこった。》


 追記。内田樹「「矛盾」と書けない大学生」(『ためらいの倫理学』)。「情報や知識の欠如が「欠如」として前景化せず、むしろ世界の「地」として背景に溶け込んでいる状態、「意味の欠如」が不快や不足として関知されない状態、そのような知的状況に二一世紀の日本の若者は置かれている。」
 内田説では「教養」や「データベース」を持ち出さなくて済む。