「『最終兵器彼女』の精神分析」より

斎藤 「何もしてあげられない」ということに関しては「難病もの」という評もありましたよね。
──読売新聞(2002年9月26日夕刊)のコラム記事ですね。
高橋 はい。その記事ではそういわれていましたね。
斎藤 ちせが最終兵器となって、成長して強大になっていくのと、死に近づくのはほとんど同じといえなくもない。たしかに「難病もの」ということはできますね。
高橋 いや……自分でもどこかのカテゴリーには分類しにくいんですが(笑)

 ちなみに斎藤環は適当にカマかけてるだけかと思われます。
 僕の先日の記述は記憶違い。asukasyoさんのコメントのおかげで思い出したので、部屋の隅から『COCO』を発掘しました。




 2/22追記。『網状言論F改』(2003年、青土社)では、斎藤環は「一種の難病ものなんです」(215頁)という紹介を採用するようになる。