武の欺瞞

 ををう。ソーシャルとマーシャルは一字違いってのが。たしかに本当にありそう。たとえば、ブルース・リーがもう少し性格悪かったら、とか。こちらによれば、「僕にとって東洋の護身術なんて99%はまやかしだ。これ見よがしの曲芸だよ。見てくれはいいが何の役にも立たない」といった言葉があるそうですし。あるいは、それこそ大山総裁による「ダンス空手」発言とか(『空手バカ一代』でしか知らないけど)を想起させます。

 ワシントン州立大といえば、ボブ・サップの先輩にあたるわけか。サップが哲学を専攻していたらあるいは! 

 ちなみに、個人的に截拳道に似てると思うのは現象学で、というのも現象学において重要なのはその思想内容(学的態度)ではなく、しばしば「現象学運動」として言及される運動であり、また思考のうえでの根本的な態度でもあるように思われるからだ。もちろん単なるイメージですが。