なんとなく『きめる!センター国語I・II(現代文)』の最初のへんを立ち読み。最初の問題文がものすごく非論理的な代物でアタマをかかえる、のだが、それでも一定の意味内容というものはあるので、もとの文がいかに出鱈目であろうと、誤った読解はあくまで誤った読解であるにすぎないのだな。といったことを考えた。
 相手が間違っていれば自分が正しいというものではないし、それどころか、もっとお話にならない間違いを犯している可能性はけっこうある。
 たとえば、地球は疑いなく丸いにしろ、「世界は平らである」という言明を「平らなものはすべて世界である」と解するのはまちがっいる。